爆笑問題・田中裕二とタレントの山口もえの再婚で注目を集めたのが、山口の子供と田中の親子関係の構築だ。
いわゆるステップファミリーと呼ばれる“子持ち再婚家庭”において、血のつながりのない子どもをいかに育てるか、どう親子関係を築いていくかは、他人から見た以上に試練が大きいという。
誰もが同じ境遇になる可能性がある、そんなステップファミリーの関係を円満にする秘訣を、実際にステップファミリーで幸せな家族関係を築いている人たちの意見をもとにまとめてみた。
1.まずは夫婦の仲をよくすることを考える
ステップファミリーというといかに子どもとうまくやろうかと悩みがちだが、大事なのは結婚を決意した夫婦の愛情だ。子どもはもちろん大事だが、そもそもなぜ夫婦が一緒になったのかの原点を忘れず夫婦仲をいつもベースにとらえていれば、血のつながらない子どもとの関係がぐらついても悩みは軽減するのだとか。
2.血縁関係なくズケズケ言い合える関係を作る
実際ステップファミリーになってみると、やはり血のつながりがないという障壁は大きいという。だからこそ、精神的にはできるだけ寄り添いたい。血のつながりのある家族以上に、言いたいことはズケズケ言えるような夫婦・親子関係を作ることがポイントだそう。
3.無理に親になろうとしない
ステップファミリーになろうとすると、どうしても陥りがちなのが「いい父親」「いい母親」になろうとして、うまくいかず落ち込んでしまうといった点。無理に親になろうとせず、楽しい家族になろうとするとうまくいくという。
今後も増えていくであろうステップファミリー。こうした環境に悩んでいる人も、これからステップファミリーになろうとする人も、こうした心掛けひとつで、気持ちが楽になるかもしれませんね。