デビュー10周年、そして初の紅白歌合戦に出場が決まったHey!Say!JUMP。デビュー時の半分以下の人数になってしまうグループもある中、10年経った今、デビュー時から1人しか欠けておらず、むしろ仲がいいと評判だが、なかでも岡本圭人は自分でも「JUMPオタク」というほどメンバー愛が強い。
雑誌のインタビューでは「メンバーのことはかなり知っている。全員の私生活のことも相当詳しいし、住所も知っている。メンバーの住所コンプリートしてるのは他にはいないと思う」と豪語。知念侑李も岡本を「本当にメンバー思い。海外ロケに行くときなどにいつも気遣ってメールをくれる」と評する。また岡本は、メンバーの誕生日をすべて記憶しており、プレゼントも欠かさないという。
岡本は帰国子女で英語がペラペラ。一般試験で上智大学に合格しており頭脳派のイメージがあるが、逆に日本語に弱く、数年前まではメンバーのフルネームを漢字で書けなかったとか。
こうした岡本の神秘的(?)エピソードには枚挙に暇がない。例えばイギリス留学中に「初めて行ったイギリスのホストファミリーがロシア人だったため、ロシア語のほうを先に覚えた」「一時的だが陸軍に入隊した」「チェスがうまくなった」「サッカーとラグビー両方やっていた」など。JUMPメンバーからは「英国紳士」と呼ばれており、先輩である嵐の松本潤に対して「サンキュー!ジュン!」「ソーリー!ジュン!」などと言って、周囲を慌てさせたこともあった。
そんなつかみどころのない岡本だが、メンバーの高木雄也曰く「バラエティ番組などでみんなが嫌がったり、ためらったりすることでも『じゃあ、僕がやる!』と真っ先に言う男」とのこと。紅白初出場して上り調子のHey!Say!JUMPの中でも、ひと際頼れる存在になっているようだ。