今井絵理子議員、山尾志桜里議員の「不貞疑惑」発覚の際はメディアを挙げての報道合戦だったのに、やはり地方議員だとニュースバリューに欠けるのか。ベッキーもあんぐりの生々しいLINEのやり取りが公開され、W不貞どころか二股W不貞を暴かれたというのに、後追い報道がほとんどない。だが、その所業は前2氏を遥かに上回るパンチ力だ。
週刊ポスト11月24日号が報じたのは、横浜市議・輿石且子氏(49)の11月1日の行状。同誌は前もって、ともに既婚者で子供もいる輿石氏と、さいたま市議・帆足和之氏(59)との間でやり取りされた不貞の疑いが極めて強いLINEを確認。この日、熊本市で行われた「自由民主党政令指定都市議員連絡協議会・議会議員連名合同総会」なる会合に取材に訪れたという。
「同誌に載ったLINEの中身が赤面ものの生々しさです。『カズくんが欲しい』『なめてくれる?』や『でもまたしたい?』『また顔の上またいでほしい』といった、当事者とされる2人の年齢や外見からは想像もつかない濃厚なものでした。今回の熊本行きについても『2人部屋をうまくとってね』というやり取りが残されているようです」(週刊誌記者)
これをもとに同誌は、熊本で2人をマーク。ところが、思いがけない事実を知ることになる。輿石氏が投宿するホテルの部屋から艶めかしい声が聞こえてきたというのだが、部屋から出てきたのは帆足氏ではなく、同じ横浜市議の斉藤達也氏(44)だったというのだ。
しかも翌日、帰京したカフェで2人が熱烈なキスをするシーンを写真に収めている。ここまで証拠が揃っているのだが、同誌が事実を糺すと輿石氏は「(LINEにあるような)小洒落た会話は誰とでもする。キスやハグは感謝の気持ち」、斉藤氏は「不貞関係にはない」、帆足氏も「男女関係にはない。LINEの不適切表現には今後注意したい」と不純な行為を揃って否定しているという。
全国紙記者が呆れる。
「どこの会社でもアバンチュールがあるように、“議員失楽園”も珍しい話ではない。ただし公務で行った先でそうした行為がおこなわれたのであれば、宿泊費は政務活動費が充てられるわけですから、有権者に対してしっかり説明すべきでしょう」
もはや、一線を越えたか越えないかのレベルではなさそうだ。