「うちの子に会ってみてよ」と友人宅におじゃましたものの、犬に吠えられまくって、なんだか気まずい雰囲気になってしまった…という経験がある方、いませんか?
そんな「なぜか犬に嫌われてしまう人」の特徴と理由を解明いたします。
●実は犬が苦手で怖い
声を荒らげて拒絶するほどではないものの、内心、犬が苦手だという人は、その緊張感が警戒心の強い犬に伝わってしまい、吠えられてしまうという場合があります。
●犬に正対して目を離さないでいる
人間同士なら求愛のポーズでも、犬にとっては臨戦モード。見つめ合うのは「敵意を示す」行動なのです。目をじっと見ずに、横向き、もしくは背中を向けて敵意がないことを伝え、犬から近づいてくるのを待ちましょう。
●犬を抱きしめる
犬が可愛いからといって、急に抱きしめたり、顔を押し付けたりすると「犬のパーソナルスペース」を侵すことになり、警戒心を与えてしまいます。なでるときは、犬の顔や体の側面から背中をゆっくりとやさしくしましょう。
●犬の前で大きな声を出す
「きゃ~超可愛いんだけど!」と急に大きな声を出されると、犬はビックリしてしまいます。もちろん、人間の言葉を理解しているわけではないので、あなたは「大きな声で威嚇してくる相手」でしかありません。
また、あなたに背を向けて立ち去ったり、背中を見せていることは、「あなたを尊重している」という意思の表れなので、「嫌われた」と思う必要はありません。
3万年もの太古から、人類の友として共に道を歩んできた犬。これからもよきパートナー、理解者として付き合っていきたいですね。
(摘木みなみ)