今はスマートフォンやPCなど、デジタル機器を長時間操作しているのが当たり前の時代です。でも、首・肩の凝りや目の疲れなど、ちょっと「デジタル疲労」を感じていることはありませんか? このデジタル生活での疲れ、どうすれば解消できるのでしょうか。
●デジタルデトックス
デジタル疲れを解消するために、多くの人が行っているといわれているのが「デジタルデトックス」です。これは、一定期間の間、PCやスマートフォンなどのデジタル機器を使用しないという方法です。中には、一日数分~数時間、スマートフォンの電源を切るといったことも含むようです。最近ではデジタルデトックスツアーなどもあるので、ぜひ利用してみたいですね。
●質のよい睡眠で脳疲労を解消
作家でプログラマーのOutliner 伊藤崇さんの著書「デジタルデトックス!パソコン・スマートフォン・タブレットを“できるだけ”使わない技術」(Book Outliner刊)によると、ディスプレイなどの発光体を長時間見ていると、「脳疲労」が起こるとか。これは脳が活性化して温度が上がっている状態で、こうなると、集中力の低下、やる気が起こらない、めまい、のぼせ、動悸、頭痛、肩凝り、イライラ、不眠、免疫力の低下など、さまざまな不調に陥るそうです。脳疲労を解消するためには、質のよい睡眠を取って脳内神経伝達物質を増やさなければならないそうですよ。
他に、食事・運動・遊びによっても脳疲労は解消できるとか。とくに、うれしい・楽しい・気持ちいいという感情により、自律神経やホルモン分泌にかかわる視床下部が活性化されるので、よい影響があるそうですよ。