開演直前で中止となってしまった宮城公演の振替公演について、インスタグラムとツイッターで発表した浜崎あゆみ。インスタのコメント欄は閉鎖されたが、ツイッターにはいまだ辛辣なコメントも書き込まれている。
「いわゆる“荒らし”ではなく、ファンクラブに加入している熱心なファンと思われる人までが『今回だけは納得できない』『不信感を抱きました』といった不満を書き込んでいます。振替公演の日に予定が入っていれば行くことはできないし交通費は前回と同様に必要ですからね」(音楽ライター)
こういった直前の公演中止は浜崎だけのことではない。世界に目を向ければ、はるかに上回るすごいドタキャンがあった。
「アメリカのマイリー・サイラスは公演開始の30分前にインフルエンザでコンサートを中止。『恋人と一緒にいたい』などの理由でイベントへの出演を取り止めたこともあります。リアーナも体調不良でしょっちゅうコンサートを中止していますし、去年はグラミー賞でのパフォーマンスをドタキャン。アリアナ・グランデ、マドンナ、レディ・ガガなど、ドタキャンや遅刻をしたことがない歌姫なんていないといっても過言ではありません」(前出・音楽ライター)
アメリカの場合はこういったキャンセルは日常茶飯事。「ああ、またか」と切り替えるファンが多いという。
「ファンを辞める人もいますが、市場の大きさは日本とは比較になりませんから大したダメージは受けないようです」(前出・音楽ライター)
世界の歌姫たちと比較すれば、浜崎の公演中止はかなり少ない。いち早く振替について報告するなど、ファンへの誠意も感じられるのだが…。
(笠松和美)