浜崎あゆみのコンサート動画がネット上に流れ、その中身が波紋を広げている。11月22日の山梨公演とおぼしきもので、歌われているのは99年に初出場した紅白歌合戦でも披露した「Boys&Girls」。そのパフォーマンスがあまりに残念だと、ファンがショックを受けているようだ。音楽ライターが指摘する。
「この曲は歌唱テクニック的にはさほど難しくないのですが、サビに関してはファルセットに近い高音パートが特徴。現在の浜崎はここを歌えていないというのです。今回のツアーでは気管支炎で11月17日の仙台公演を休止していますし、ノドの衰えに体調不良が重なったことで声が出なくなっているのでしょう」
ただファンが気にしているのは高音のサビだけではない。AメロやBメロでも音程が危ない部分が多かったというのだ。
「浜崎がここまで音を外すのは、耳に原因があるのかもしれません。オペラ歌手でも本人が気づかない程度に聴力が衰え、自分がイメージしている通りの音程が出なくなるケースが知られている。08年に内耳性突発性難聴を患い、一時は左耳がほぼ聞こえないと言われていた浜崎ですが、残る右耳を酷使した結果、聴力に支障を来したのかもしれません。一般的に高齢になるとだんだん高音が聞きとりにくくなりますが、その現象が39歳にして現れたのであれば、アーティストとして重いハンディになりそうです」(同・音楽ライター)
浜崎の耳は大丈夫なのか。ファンの心配は高まるばかりだ。
(金田麻有)