12月9日に最終回を迎えたドラマ「オトナ高校」(テレビ朝日系)に早くも続編を希望する声が殺到しているという。
深刻な少子化問題に歯止めをかけるため、政府が性体験のない30歳以上の男女を強制的に入学させた「オトナ高校」。性体験が済んだ者から「卒業」していく設定だったことから、最終回は主演の三浦春馬演じるチェリートをはじめ、黒木メイサ演じるスペア、高橋克実演じるサショーなど、全員が性体験を済ませて「オトナ高校」を卒業するだろうと見られていたのだが、実際はチェリートだけを残してほかのみんなが卒業というオチだったため、ネット上では大きな話題に。
さらに反響を呼んだのが「オトナ高校」の校舎を活かしてチェリートらが開催した“婚活パーティー”に対する参加希望者からのメール。その中に、同じ10月期放送の連ドラ「刑事ゆがみ」(フジテレビ系)の主役である浅野忠信演じる「弓神適当」と、神木隆之介演じる「羽生虎夫」の名前があったため「局を超えたコラボに感動!」「どっちのドラマもオトナの対応がステキ」とドラマファンの間で大騒ぎになったのだ。
「11月23日放送の『刑事ゆがみ』第7話では、浅野と神木が『オトナ高校に入学すれば?』『チェリートじゃねーし!』と会話するシーンがあり、その時もテレビ局の垣根を越えたコラボと大注目されました。今回の『オトナ高校』の演出は、その“お返し”ともいえますが、『刑事ゆがみ』の主役2人の役名をさりげなく文字で見せるやり方は、“スマートなのに熱い”と絶賛されています」(テレビ誌ライター)
12月17日には「オトナ高校スピンオフ~炎上のチェリークリスマス~」がAbemaSPECIALチャンネルで独占配信される予定。今回の2作品のようなコラボが他局、他作品に広がれば、相乗効果でドラマ視聴率の底上げにつながるかもしれない。