今の時代、スケジュール帳や日記、家計簿など、PCやスマホ上でつけるのが当たり前になっていますよね。すべてとはいえないまでも、いずれか一つはデジタルにしている人も多いのでは? 確かにデジタルは便利ですが、アナログのよさも忘れてはいけません。そこで、アナログのメリットを見直してみましょう。
研修講師の西野浩輝さんの著書「人生が変わる『段取り』の習慣」(PHP研究所刊)によると、アナログ手帳のよさは、パッと思い付いたアイデアをその場ですぐメモできる、字の大きさの微調整がすぐでき、スペースを自分で調整することができる、文字もイラストも瞬時にかつ容易に書き込める、といったところにあるそうです。確かに、文章作成ソフトでは、いきなりイラストを描画することは難しいですよね。アナログには、「自由度が大きい」というメリットがあるのかもしれませんね。
芸能人の中には、ほとんどの人がスマートフォンを使いこなす時代に、2015年までガラケー派だったという人がいます。それは、タレントの坂上忍さん。テレビ番組の企画でスマホに変えたそうですが、それまではガラケーが大好きだったそうです。ガラケーといってもデジタルではありますが、スマホと比べると準アナログの部類に入るのかもしれません。そこにどんなメリットを見出していたのかは気になるところですね。
ちなみに、世間では通信費の高さや充電の持ち時間の短さ、スマホ中毒になるなどの理由から、スマホからガラケーに戻す人もいるそうです。スマホのこうしたデメリットが、ガラケーを持つメリットにつながるのかもしれませんね。