リズム縄跳びネタで颯爽と表舞台に登場した、男女混成お笑いコンビのにゃんこスター。年内いっぱいの一発屋とも評されているが、ネタの方向性を変えることで息の長い支持層を獲得できるかもしれない。その可能性が垣間見えた瞬間を、子育て中の女性ライターが振り返る。
「二人は12月11日放送の子供向けお笑い番組『わらたまドッカ~ン』(Eテレ)にて、得意のリズム縄跳びを披露。子供が相手とあって『オネエちゃん、いい脚してるねえ』のセリフは封印し、後半の『この動きを求めている俺がいる!』も省略。その代わりに『この動き、楽しいねえ!』と、アンゴラ村長による“漬物顔”でのダンスを強調するアレンジを加えていました」
唇を突き出しながら左右に手を繰り出す動きは子供たちにもおなじみのようで、観覧の子供たちもネタを見ながら真似をしていた。そんな彼らのネタアレンジは、これだけには留まらなかった。
「ネタ披露が終わると、今度は子供たちを立たせ、みんなで漬物顔ダンスを一緒に踊るように促したのです。これには子供たちも大喜び。アンゴラ村長が『私たちはにゃんこスターで、みんなはにゃんこキッズだよ!』と呼びかけた場面はまるで“うたのおねえさん”でしたね」(同・女性ライター)
いわゆる客いじり芸で、子供たちの心を鷲づかみにしたにゃんこスター。この様子なら子供向け番組で来年も活躍し続けることができそうだ。
(白根麻子)