みなさんは、ぎっくり腰になったことはありますか?タレントの飯田香織さんは、花粉症でくしゃみを連発したときに、ぎっくり腰寸前までいったのだとか。朝、腰が痛くて起き上がれなかったそうです。
飯田さんのようなくしゃみ以外にも、重いものを持ったとき、立ち上がったときなど、急に腰に痛みを感じたという経験がある人はいると思いますが、そもそも、ぎっくり腰とは何なのでしょうか。
腰痛治療を行うさかいクリニック院長の酒井慎太郎さんの著書「酒井式 腰痛が治るROM体操:診療予約7年待ちの秘技大公開!」(学研プラス刊)によると、ぎっくり腰とは急性腰痛のこと。でも、急性とはいえ、実は普段の筋肉疲労が積もり積もって起こるといわれています。長時間、前屈みなどの同じ姿勢を取り続けると、筋肉が疲れてしまって異常収縮するのだとか。すると、腰が引っ張られて後ろに反ってしまうことで、ぎっくり腰になるのだそうです。
もし、ぎっくり腰になったら、楽な姿勢を探して安静にすることが大事です。腰や膝を曲げた姿勢をとると、筋肉の緊張が緩んで、早く回復するそうですよ。それでも痛みが軽減しないのであれば、すぐ病院へ行きましょう!