月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(フジテレビ系)が12月25日に最終回を迎え、月9史上ワーストとなる視聴率4.6%で幕を閉じた。爆死の評価は避けられなさそうだが、主演の篠原涼子をはじめとするキャストには、むしろ気の毒との声も少なくないようだ。
「本作の失敗は明らかに脚本の責任でしょう。市長役を務めた篠原の演技を批判する声はさほどありませんし、最終回では副市長を演じる高橋一生が篠原と激論を交わす場面が話題になりました。視聴率的には厳しい結果となりましたが、出演者はそう失望してはいないはずです」(テレビ誌のライター)
本作では人気イケメン俳優の高橋を起用しつつ、視聴率に苦戦したことで、ファンからは「高橋一生の無駄遣い」との批判もあったようだ。その高橋を巡って、最終回のラストシーンを観た視聴者からは驚きの声も飛び出しているという。
「高橋が国会議員に転身した姿が映し出され、国会議事堂の前に立つ篠原も襟には国会議員バッジを着けていました。この終わり方に対しては、高橋を主役に据えた続編を匂わせる演出なのではと予想する視聴者もいるようです。『高橋一生の無駄遣い』についても、最初から二部作を予定していたのであれば納得がいきます」(前出・テレビ誌ライター)
果たして高橋が新進の国会議員を演じる日は来るのか。
(白根麻子)