1月9日に放送されたKAT-TUN・亀梨和也主演のテレビドラマ「FINAL CUT」(フジテレビ系)の視聴率が、7.2%だったことがわかった。この数字は、火曜9時枠ドラマの初回ワースト記録だという。
「昨今も、フジ系の火曜ドラマは低迷しており、17年7月期の窪田正孝主演『僕たちがやりました』は、初回7.9%。そして10月期の井上真央主演『明日の約束』が初回8.2%でした。しかし今回の『FINAL CUT』はそれらを下回る苦しい結果に。また当日は、裏で『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)や、X JAPAN・YOSHIKIが出演した『マツコの知らない世界』(TBS系)など、人気バラエティが放送されていたため、さらに視聴者を奪われることになったのでしょう」(テレビ誌記者)
同ドラマは、亀梨演じる主人公が、母親を自死に追い込んだ人物たちに対して復讐していくという物語である。
だが火曜9時の復讐ドラマといえば、過去に「銭の戦争」「嘘の戦争」(共にフジテレビ系)が、元SMAP・草なぎ剛主演で放送されている。それだけに視聴者からは、2人を比べる声もあがっているという。
「今回、復讐というテーマだけでなく、スタッフや一部キャストまでが、過去の戦争シリーズと同じということで『どうしても草なぎの演技力と比べてしまう』『草なぎだったらどんな表情をしただろう』といった、草なぎと亀梨を比較する視聴者の声が多くあがりました。また草なぎの復讐ドラマは、どちらも初回2ケタを記録していたため、『草なぎなら視聴率を取れたのでは?』という意見まで飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
一方、亀梨ファンからは「どうして草なぎ君と比べられるようなドラマを作ったのか」という制作サイドへの不満もあるようだ。確かに今回、かつての先輩と比べられてしまう亀梨は、気の毒と言えるかもしれない。