□食事や運動に気をつけているのに痩せない
□むくみや便秘が気になる
□濃い味付けの料理が好き
上のようなことに覚えのある人は要注意です。また、高カロリーな食事を避けたり運動を取り入れたりしているのに、思うようにダイエットの効果が出ない場合は、「塩分の摂り過ぎ」が原因かもしれません。そこで、ダイエットアドバイザーの筆者が「減塩ダイエット」の効果をご紹介します。
●食欲の抑制
塩辛いおかずはごはんが進み、カロリーオーバーを招きやすくなります。優しい味付けの料理をよく噛み、じっくり味わって食べるようにすることで、食べ過ぎを防ぎやすくなりますよ。
●便秘・むくみの予防・改善
体内の塩分量が多いと、塩分濃度を一定に保つために水分量が増えます。その結果、むくみや体液循環の停滞が起こりやすくなります。老廃物を排出するためにも、栄養素を隅々まで運ぶためにも、体液循環がスムーズであることが大切。塩分を摂り過ぎないようにすることで、余計な水分や老廃物を溜め込まない体に整えやすくなります。
●代謝アップ
塩分を摂り過ぎないようにすることで体液循環が整うと、栄養素がスムーズに運ばれるようになります。消化・吸収やエネルギー消費をサポートする栄養素が行き届き、体脂肪を燃焼させやすい体質に整えやすくなります。
摂り過ぎるとむくみや太りやすさを招く塩分も、生命維持には欠かせません。発汗量の多い日は、汗と一緒に排出されてしまうので不足しやすいですし、味気ない料理では続かないですよね。とはいえ、一般的な食生活では、塩分過多になりやすいといわれています。「いつもより少なめ」を意識することで、痩せやすい体質に整えていきましょう。
※病気などで塩分量に気をつける必要がある場合は、事前に医師にご相談ください。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)