熱愛報道の絶えない芸能界で、18年最初の話題となったのが、元旦に報道されたオードリー・若林正恭と女優・南沢奈央の熱愛スクープだ。人見知りキャラで知られる若林が実はヤルことはヤッていたとして、出演番組では共演者からさんざんイジられる始末。南沢の所属事務所も交際を認め、もはや2人の熱愛はイジり放題となっている。
だがいま最もホットなはずの大型カップルの話題が、2月に入ってからはさーっと潮が引くように収まっているという。そんな現状をテレビ誌のライターが解説する。
「今回の熱愛については相方の春日俊彰はもちろん、女子アナさえも話題にするなど、実にオープンな話題となっていました。MCを務める『オードリーのNFL倶楽部』(日本テレビ系)でも、春日が『“南沢”って書かれたエンドゾーンに向かって独走!』などとイジり倒していたもの。ところが2月5日に放送された『第52回スーパーボウル』(同)では、同期のピース綾部祐二も共演していたのに南沢の話題はほとんど出なかったのです」
たしかにテレビに限らず雑誌メディアでも、2人の熱愛に関する記事が激減している。当事者である南沢がほとんど表舞台に顔を出さないことも理由の一つと思われるが、実はメディアが盛り上がらない理由はなんとも悲しいものだというのだ。出版関係者がささやく。
「このスクープが出たとき『南沢奈央って誰?』という声が少なくなかったのです。06年デビューと芸歴は長く、最近も昨年11月放送のドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)にゲスト出演していますが、上品な美人ながらも華やかなイメージはありません。『サイエンスZERO』(NHK)のレギュラー出演など活動機会は決して少なくないものの、世間にあまり浸透していないのです。そのせいか某芸能誌では、このスクープを報じる時に同じ事務所の桜庭ななみと写真を取り違えて掲載したことも。そんな印象の薄さゆえに、今回の熱愛もいまいち盛り上がらないのではないでしょうか」
なんとも物悲しいエピソードだが、もとより陰キャラの若林としては好都合なのかもしれない。
(白根麻子)