2月8日放送の「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日系)にて、マツコ・デラックスが内に秘めた母性を垣間見せるシーンが映し出された。この日のロケを終えたマツコがロケバスに乗り込もうとすると、前週の放送にも登場した男子学生がアプローチ。「どうしたあ?」と問いかけるマツコに「しゃ、写真だけ‥‥お母さんが」と口ごもりつつ、おずおずと歩み寄ってきたのだ。
マツコは快く記念撮影に応じ、撮影画像を見て「いい感じ」と語る学生に「どこがいい感じなんだよ」と軽口を叩いていたが、ここで学生の雰囲気が一変。マツコの両手を握って握手しながら、「嬉しくて‥‥」と泣き始めたのである。マツコは「急になんだよ、なんで泣いてんの!? なんかツラいことあんのかお前?」と驚きつつ、左手で頭を抱くようにがっちりとハグを交わす。
そして「私、初めて。嬉しくて泣かれたの。ありがと、ありがとうよ」と語りかけながら、泣き笑い顔の学生をあやすかのように背中を小刻みに叩き、最後は「お母さんによろしくね。行きなさい、大丈夫だよ」と送り出したのである。
「このシーンには視聴者からは『めっちゃ母性感じた!』『キュンキュンってなりました♪』などと絶賛の声が飛んでいました。かつては子ども嫌いを公言していたマツコですが、近年は態度が変化。1月18日の放送回では『子どもがほしいって思いの中に、親(マツコ自身)のDNAを残したいって思いがちょっとあるんだよね』と語っていたほどです。それゆえ今回も、親子ほどに年齢の離れた学生に対して、秘めたる母性が漏れ出したのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
最近の「夜の巷を徘徊する」では、マツコが赤ん坊や幼児を可愛がるシーンも珍しくない。そんなマツコが自分の子どもをあやす日は来るのか。期待が高まるところだ。
(白根麻子)