ウォーキングやランニング、筋トレなど、スポーツのときの栄養補給はどうしていますか? 運動中の水分、ミネラル補給は大事で、汗を大量にかいて水分やミネラルが体外に排出されてしまうと、脱水や筋肉のつり、低血糖症状が現れてしまいます。一般的には、ミネラルウォーターやスポーツ飲料を選ぶと思いますが、実は、他にも選択肢があるんですよ。
●塩こんぶ
食品メーカーであるフジッコは、「塩こんぶ」の豊富なミネラル分に着目し、神戸マラソンのエイドステーションで配布しているそう。「手軽でおいしく塩分補給ができる」「エイドには糖分はよく置いてあるのですが、塩分はなかなかないのでありがたい」と、多くのランナーがミネラル補給に塩こんぶを役立てていたようです。
●塩飴・タブレット
今は、塩飴やタブレットを携帯し、必要なときにミネラル補給をする人もいるようです。マラソンなどの最中でも手軽に口に入れられるので、サっとミネラル補給できそうですね。
ちなみに、塩をそのままなめるのは注意が必要のようです。公益財団法人日本体育協会によると、脳は血液中の塩分濃度を測定し、それに応じて喉の渇きが起こるため、塩分を取り過ぎてしまうと脳が脱水と判断し、汗をかきにくくしてしまうのだとか。熱が汗によって発散されないと、夏はとくに熱中症のリスクが高まるので、取り過ぎには十分気を付けたいものですね。