これが一般的な見解というものだろう。
2月20日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系)に、綾瀬はるかと新進気鋭のイケメン俳優・吉沢亮がVTR出演。19日に都内で行われたANAの新サービスの発表会に出席した際に収録されたものだ。
「綾瀬、吉沢ともに『スッキリ』への出演経験があり、そのときの印象を問われ、吉沢が『バラエティ(番組)は出慣れていなくて緊張した』と答えると、ワイプに映る番組MC加藤浩次の表情が曇りました。そして、改めてスタジオでこの話題になると『情報番組だから』と吉沢に再度、クレームを入れたのです」(テレビ誌ライター)
その後スタジオでは、加藤とハリセンボン・近藤春菜の丁々発止のやり取りが繰り広げられ、天の声(山里亮太)から「こんなことだからバラエティ番組って言われるんですよ」とツッコミが入ったが、まさに視聴者の声を代弁したものだった。
「もちろん、加藤も本気で怒っているわけではないでしょうけど、メインMCにお笑い芸人を起用している時点で報道色はほとんどないと思うし、2016年3月からはサブMCに近藤春菜を投入し、2017年10月からは人気の水卜麻美アナを『ヒルナンデス!』から“異動”させることで、いっそうバラエティ化させているわけですからね」(前出・テレビ誌ライター)
民放キー局の朝8時台は、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に、国分太一、真矢ミキの「ビビット」(TBS系)、小倉智昭氏の「とくダネ!」(フジテレビ系)。系統がクッキリ分かれた朝のワイドショーの中でも、「スッキリ」はとりわけバラエティ度が高いように見えるのだが。