ジャニーズ事務所の社長でアメリカ生まれのジャニー喜多川氏が、所属タレントに英語の習得を命じた。2月20日付のデイリースポーツが報じたもので、ジャニー社長は2020年の東京五輪期間中に舞台を上演することを念頭に「世界共通語だから覚えてください」との指令を下したという。
その指令を受け、ジャニーズ内で最もフレッシュなグループにおいて、リーダー交代の可能性が浮上しているというのだ。芸能ライターが指摘する。
「今春のデビューが予定されている“キンプリ”こと『King & Prince』です。最年長で22歳の岸優太がリーダーに就任する予定ですが、英語が得意という話は聞きません。しかしジャニーズのグループは今後、20年を見据えて海外に進出したり、外国人記者からの取材を受ける機会も増えるはず。そうなると岸では対応することができないため、英語の得意な岩橋玄樹に交代するのではと噂されているのです」
その岩橋は日ごろからアメリカ好きを公言。英会話教室にも通っており、一人で渡米したこともあるという。1月17日に行われた記者会見では「外国の方にも通じるグループの名前なので、名前負けしないよう頑張ります!」との意気込みも口にしており、まさにその意気や良しだ。
ただ、その英語力を生かして岩橋がリーダーに就任したとしても、キンプリの海外進出ではなにかと苦労する面があると危惧する声も伝わってくる。芸能ライターが続ける。
「『Mr.KING』側の3人が英語はからっきしなのです。平野紫耀は15年6月放送の『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)で、ゲスト出演のモデルから好きな食べ物を訊かれるも質問が理解できず、『ハブ・ア・ナイスデイ!』と返すのが精いっぱいでした。同番組の13年10月放送回では永瀬廉がミス・ユニバース2007グランプリの森理世に『英語で質問来てください!』とアピールするも、年齢を訊かれると『フィフティーン』と言うべきところを『ファイブティーン』と答える始末。そして高橋海人は17年5月8日放送の『Rの法則』(Eテレ)で、カラオケで英語曲を歌うかどうかを訊かれた際に『まず発音が分からないから、あんまり盛り上がんなくて、タンバリン役になります』と告白しています」
平野は3年前、長瀬は4年半前のエピソードではあるが、そこから劇的に英語力が向上したとの話は伝わっていない。この3人にはぜひ、英語に堪能なメンバーの足を引っ張らないように頑張っていただきたいものだ。
(白根麻子)