冬といえば、カサカサの手肌。ハンドクリームが欠かせない、という方も多いのでは? でも、もしかしたらそれが自分の手に合っていない可能性も! そこで、ハンドクリームの選び方をチェックしておきましょう!
●ハンドクリームは手肌の状態によって使い分ける
野村皮膚科医院の野村有子院長によると、ハンドクリームは、ビタミン系、保湿系、尿素系の3つに分けられるのだそうです。分かりやすい選び方として、乾燥してガサガサしている場合はビタミン系、カサついて粉ふき状態の肌には保湿系、角化してゴワゴワの肌には尿素系がいいそうです。それぞれの特徴をみておきましょう。
◇ビタミン系
乾燥肌にいいのが、ビタミンE配合のクリームです。ビタミンは血流を改善するため、冷え対策にもなるとか。また、水分と油分を補給してくれるので保湿の効果も。あかぎれやしもやけにもいいそうですよ。
◇保湿系
比較的軽度な手荒れなら、保湿系を。ヒアルロン酸やセラミドなどが配合されています。毎日のお手入れとして、継続することが大切です。
◇尿素系
手や指、肘、膝、かかとなどが硬くなることがありますが、これを角化と呼びます。尿素には、角化したところを溶解する働きがあるため、硬くなった部位には、尿素系のハンドクリームが向いているそうですよ。