40代半ばになって、何か体調に変化を感じている方もいるのでは? それって、もしかしたら更年期症状かもしれませんよ。そのための対策はいろいろありますが、中でも、食事から改善をはかるという方法もあります。ここでは、更年期症状の対策として取り入られている食材をいくつかご紹介します。
●セロリ
ヨーロッパでは、古くから薬草として活用されてきたというセロリ。医学博士である石原結實さんの著書「『医者いらず』の食べ物事典」(PHP研究所刊)によると、セロリは赤血球の栄養となるマグネシウムや鉄を多く含むため、生理不順や更年期障害に効果的だとされているそうです。
●シソ・レンコン・ユリ根・シナモンなど
薬学博士である根本幸夫さんの著書「おうちではじめよう! 漢方生活」(かんき出版刊)によると、更年期に積極的に取りたい食材として、シソやレンコン、ユリ根、シナモンなどが挙げられています。シソは精神を静める作用があり、レンコンには血行をよくする作用があるそうです。また、ユリ根は自律神経を整えるのでイライラやヒステリー防止に、シナモンは毛細血管を修復するのでホットフラッシュの防止にも役立つそうですよ。
●イソフラボンを含む大豆食品
「最新版 栄養がわかる 体によく効く食材事典」(学研プラス刊)によると、大豆にはイソフラボンが含まれており、更年期障害や骨粗しょう症の改善に役立つのだそう。油揚げ、厚揚げ、がんもどきなど、食卓に大豆食品を多く取り入れるといいかもしれませんね。