小池徹平とウエンツ瑛士によるデュオ「WaT」が、来年2月11日の握手会イベントを最後に解散。その2人にいまや大きな差が付いているという。ウエンツが司会やバラエティ番組で引っ張りだこになっているのに対し、小池は活躍の場が限定されているというのだ。芸能ライターが解説する。
「女の子にさえ見える可愛らしいルックスを武器に映画の主演やソロデビューを果たした小池も、1月にはついに30歳の大台に。しかし未だに幼げなルックスがネックとなり、年齢相応の役が似合わないなど、映像分野での人気はダダ下がり中です。そのため、達者な演技が活きる舞台をメインにせざるを得ないのが現状ですね」
舞台で活躍できれば大丈夫そうに思えるが、舞台のギャラはテレビや映画に比べると薄給に過ぎず、知名度のある芸能人が活動の中心とするのは難しい環境だ。WaTの活動も終わるなか、小池は舞台俳優として細々と生きていくしかないのだろうか。テレビ誌のライターがこんな話を教えてくれた。
「小池はいま、新境地を開拓しようとしているようですね。12月19日放送のスペシャルドラマ『佐武と市捕物控』(BS日テレ)では時代劇の主演に抜てきされ、1月からは木曜時代劇『ちかえもん』(NHK)への出演も決まっています。時代劇ならカツラやメイクで幼いルックスもカバーできますし、なにより小池の演技力を存分に活かせます。彼にとっては起死回生の挑戦になるかもしれません」
この木曜時代劇は、滝沢秀明や小出恵介など30歳前後の俳優を積極的に起用することでも知られている。しかも、今回の「ちかえもん」は人気劇団・大人計画の松尾スズキが主演で、作品自体に演劇の要素が反映される可能性も高い。舞台向きの演技派という小池の持ち味が、可愛いルックスに代わる武器になりそうだ。
(金田麻有)