食事のときに、鏡を前に置いて食べてみてください。意識したことはないかもしれませんが、最初に右か左の片側で噛む、と言う“噛み癖”があなたにもあるはずです。
実はこの噛み癖によって顔が歪み、さらには大きくなってしまう‥‥といったらどうしますか? その理由は“頭蓋骨”にあるんです。
頭蓋骨は23個のパーツで組み合わさっており、日頃の癖で骨は色々なところから引っ張られています。その蓄積が骨の組み合わせを歪めてしまい、これが原因で顔がゴツゴツし、大きくなってしまいます。
しかもそれだけではなく、骨の歪んだ場所は新陳代謝が悪くなり、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)がしっかりと働かなくなるんです。さらには血流やリンパの流れも悪くなり、むくみやたるみの原因に。こうして顔が引っ張られることで、その部分がしわになる場合だってあるのです。
このように、骨の歪みは様々な肌トラブルにもつながります。特に、噛む力はとても強いので、顔のゆがみに大きく影響します。また、噛み癖のほか、睡眠中や集中しているときに無意識に歯を食いしばってしまう人も注意してください。
頭蓋骨がまったく歪んでいない人はいないと言っていいでしょう。どなたでも癖はあるものです。それを元に戻して上げるだけで、お顔が立体的に立ち上がり、結果、小顔にもなるのです。
ただし、知識のない人が骨を整えるのは大変危険です。そこはプロにお願いしてもらうようにしてくださいね。
文:トータルビューティーサポート オーリン 渡辺玲奈、「キレイの先生」編集部( http://kireinosensei.com/ )