篠原涼子主演の「オトナ女子」(フジテレビ)で、吉瀬美智子演じる萌子が、谷原章介演じるイケメン社長栗田に言われたコトバ、「君って結構めんどくさい人だね」。
アラサー、アラフォーにもなると、この「めんどくさい人」というコトバは結構ズシンと響くもの。いい女、気の利く女、ソツのない女でいたいのに「めんどくさい」なんて‥‥言われたくない!
では、男はどんなときに女を「めんどくさい」と思うのでしょうか。萌子の場合は、栗田の前にレンタル彼氏を連れてきて、やきもちを焼かせようという作戦がバレ、「めんどくさい」女に成り下がったワケですが‥‥。
「わかりやすい『押して引いて』という駆け引きをしてるのが見えちゃうと、めんどくさいなと思います。相手が引くモードのときに食事に誘っても、乗ってこなかったりとか。基本、素直な子が好きなので」
そう話してくれたのは29歳会社員のKくん。そりゃ、萌子の「小細工」はめんどくさい認定されてしまうわけだ。
また、31歳会社員のSくんの場合はこう。
「会社の子と付き合っていたんですけど、社内の飲み会でやたらベタベタしてくるんですよ。オンとオフは分けたいので突き放していると、その場で泣いちゃったりして。めんどくさすぎて、別れました」
男のメンツを理解してくれなかったり、公私の区別をつけることができない女は、めんどくさいということだ。
いいなと思った年上女性がいたけれど、めんどくさくて引いたというのは、26歳会社員のTくん。彼に言わせると、やたらと世話を焼きたがる女性もNGだとか。
「ちょっと仲良くなったら、みんなの前で僕の上着を着せようとしたり、カバンを持ってくれたり。鼻風邪を引いただけで毎日何通も『治った?』『ちゃんと食べてね』などの心配メール。ありがたいけど、心配性のお母さんにしか見えなくなりました」
好意からくる言動なだけに、Tくんは露骨に拒むこともできず、逃げたくなったという。
いずれも「好き」という思いの表現方法がやや行きすぎたパターンか。「私ってめんどくさい?」と思ったら、カレ以外のことを考えるなど、ちょっと気持ちを抑えるくらいがちょうどいいのかも?