連日の残業や飲み会続きで、胃腸の疲れを感じていませんか? 養命酒製造の調査では、「リラックスしようとしてもできない」「気が休まらない」とアンケートに回答していた女性は、60.8%にも。そして、体への影響には、肌荒れ、冷え性、むくみ、肩こりなどが挙げられていました。また、疲れやすい体になったと感じている人は、男性より女性に多くいたようです。
疲労に詳しい医師の梶本修身さんによると、疲れを癒やそうとしてアルコールを飲めば飲むほど、脳疲労は進むのだそうです。リラックスしたいときには無理はせず、ぜひお酒は控えめに。また、食事の量も大切だといいます。食べ過ぎると、消化のために内臓が働くため自律神経が酷使されるのだとか。常に、腹八分目の量がいいそうですよ。
腹八分目を続けるポイントは、古畑公さん、木村康一さん、岡村博貴さん、望月理恵子さんの共著「健康管理する人が必ず知っておきたい栄養学の○と×」(誠文堂新光社刊)によると、まずは自分の腹八分目を知ることにあるのだそうです。ちなみに、腹八分目とは、一食の8割でも胃の8割でもなく、満腹になるまで食べずに、適度な満腹感が得られる量なのだとか。そう考えると続けられそうですね。