昨年8月9日発売の「週刊文春」で、所属事務所「LIBERA」に“奴隷契約”を強いられ、事務所と揉めている最中と報じられたモデルでタレントのローラ。ところがその後、続々と新CMに出演し始め、「ニホンモニター2017CM起用社数ランキング」では、契約社数15社のローラが堂々の1位に輝いた。この勢いは18年に入っても続き、さらにCMは増え、公式ホームページによると20社を超えている。
また昨年10月には、米国ロサンゼルスに約3億円の豪邸を購入し、優雅なセレブ生活を送っていると報じられた。
昨年6月17日に自身のTwitterを更新し「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」「ローラ最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいる」「いま誰のことも信じられないくらい怖いんだ」など、暗に事務所に対する不信感を露わにしていたのは、いったい何だったのだろうか?
芸能ジャーナリストは「芸能界の大物の存在が鍵」と話す。
「ローラは番組で共演した堺正章に相談に乗ってもらい、堺は『喧嘩別れは得策でない』と諫めたようです。豪邸の購入については、ロス在住の女優・桃井かおりを堺から紹介されて、助けてもらったのだとか。新規CMが決まっているところを見ると、堺のアドバイスを聞き入れ、事務所と手打ちしたのかもしれませんね」
今年に入って公正取引委員会は、タレントやスポーツ選手などフリーランスの人に対し、雇い主が移籍制限などの不当な契約を強いることは独占禁止法違反にあたる恐れがあると、結論づける方針を固めた。このような動きも、ローラにとっては援軍となったに違いない。