福岡市が大規模イベント開催時の空き部屋不足対策として、最近話題の「民泊」を実施することとなった。一般の家やマンションを貸し出せる民泊が可能となるのは大規模イベント期間に限定され、今回は12月17~19日と同26~27日の5日間が対象となる。
この日程が選ばれたのは、ヤフオクドームにて12月17~19日には嵐、26~27日にはEXILEのライブが開催されるため。彼らの人気を考えると妥当な判断だが、この日程に対して嵐の後輩である関ジャニ∞のファンが落胆しているというのだ。芸能ライターが解説する。
「実は来年の1月2日と3日に、同じヤフオクドームで関ジャニ∞のライブが開催されるのです。それにも関わらず民泊の対象日から除外されたということは、関ジャニ∞ならさほど客も入らないと福岡市が判断したことを意味しています」
その関ジャニ∞、これまでにも何回か福岡ドームで公演を行っているが、満員にはならなかったという。公演当日の空室状況も、現時点で福岡市中心部には結構な部屋数が残っており、これでは民泊は必要なさそうだ。ということは、関ジャニ∞の人気はまだまだということなのだろうか。芸能ライターが続ける。
「ドームツアーにおいて札幌と福岡は鬼門といわれており、SMAPでさえ空席が出るほど。今年6月のAKB48選抜総選挙では福岡市内の宿泊施設がほとんど満室になりましたが、これは初めて首都圏以外で開催されたことにより、全国各地のファンが福岡に集まったおかげでしょう。決して関ジャニ∞の人気が低いということにはならないはずです」
そんな鬼門の福岡で、3日連続のドーム公演を満席にできる嵐がいかにスゴイのかと受け止めるべきかもしれない。逆に言えば、福岡市に「この日は民泊が必要」と言わせることが、人気アーティストとしてのステータスになる日も近そうだ。
(白根麻子)