3月15日発売の「週刊文春」が、ジャニーズの子会社で、デジタルコンテンツの配信事業などを手がけるアートバンク代表取締役・伊坪寛氏が自死していたと報じた。伊坪氏は、ジャニーズの関連会社が入居するビルで、首を吊った姿で発見されたという。
「記事によると、伊坪氏は温厚な人柄で、トラブルがあっても決して部下のせいにはせず、1人で溜め込むタイプだったそうです。そして遺書には『仕事に疲れました』『逃げるにはこれしかなかった』というような言葉を残していたとのこと」(芸能記者)
また伊坪氏が亡くなった日は、ネット進出に消極的だったジャニーズが、YouTubeにジャニーズJr.の公式チャンネルを開設すると発表した日だった。さらにオフィスで自死を遂げたことで、伊坪氏の知人は「重要なメッセージが込められているとしか思えません」と「週刊文春」の取材に答えている。
この事態に、ファンはかなり動揺しているようだ。
「YouTubeの『ジャニーズJr.チャンネル』は、3月21日からスタートすることになっています。しかし今回の報道が出たことで、一部ファンからは『配信が始まってもJr.の動画を見る度に今回のことを思い出しちゃう』『公式チャンネルは1度、消した方がいいのでは?』という意見がSNSで噴出。また公式チャンネルでは、すでに予告動画がアップされているのですが、そこのコメント欄でも『ブラック企業』『子会社の社長が亡くなったんですよね?』と荒れ放題となっています」(前出・芸能記者)
SMAP解散騒動に続き、ジャニーズ事務所には、今回の件でまたしてもダークなイメージがついてしまったのかもしれない。