夫を奪われた妻の逆襲が始まった。
3月22日発売の「週刊文春」で、山尾志桜里衆議院議員と倉持麟太郎弁護士の不貞疑惑が原因で離婚することになった倉持氏の元妻が手記を発表。それによると元妻は、現在実家に戻り気持ちの整理をしようとしたが、今も心にポッカリと大きな穴が開いているという。また、“夫婦関係は冷え切っていた”と報じられたが、事実ではなく互いに愛し合っていたと信じていたそうだ。
また、昨年8月に左脳大脳動脈狭窄症と診断された元妻に、倉持氏は実家に戻ることをしきりに薦めたので、2歳の息子を連れて行った。9月に一度自宅に戻ると、不自然なベッドの乱れや、キッチンには夫が食べるはずのないスナック菓子があった。それを夫に告げると、山尾議員と毎晩のように会っていたことを淡々と説明したという。
その後、倉持夫婦は直接話し合いをすることもなく、離婚が成立。長男の親権は倉持氏が持つことに。元妻は「山尾さんが、悪びれることなく国会で待機児童や憲法改正の話をすることに、強い憤りを覚えます」とあり、慰謝料請求の裁判を起こす準備を進めているという。
家庭問題に詳しいジャーナリストは「有名人の不貞発覚で裁判沙汰になるのは珍しい」という。
「不貞相手が有名人の場合、その伴侶が一般人であっても、マスコミの報道から逃れることはできません。なので、裏切られた立場でもプライベートがさらされることを嫌い、身を潜めて暮らす人がほとんどです。ですが、倉持氏の元妻は、勇気をもって法的な逆襲に出た。今後は、この事例に倣うケースが増えるかもしれません」
不貞をはたらいている有名人にとっては、耳の痛い記事に違いない。