2018年1月期のドラマランキングは、1位が嵐・松本潤主演の「99.9─刑事専門弁護士─SEASONII」(TBS系)、2位が木村拓哉主演「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)、3位が石原さとみ主演「アンナチュラル」(TBS系)という結果になった。
ドラマが終了すると話題になるのが、出演者、スタッフたちの打ち上げパーティー。高視聴率で終わったともなれば、高級店を貸し切っての食べ放題、飲み放題。そして、何よりスタッフらが待ち望んでいるのは、豪華賞品が当たる抽選会だろう。
主役からは、高額の商品券。スポンサーからは、自社商品などが提供されるが通例だ。その中身はどのようなものか、芸能ジャーナリストに聞いた。
「マスクメロンなど、高額な差し入れで有名な米倉涼子や、役所広司クラスになると、海外旅行券や50万円ほどの商品券を出すのが慣例のようです。商品券ならば、当たった人が自分に必要なものを買うことができますし、金券ショップに持って行けば、現金化することもできる。抽選会やビンゴ大会には、出演者も参加しますが、当たっても辞退する人がほとんどです」
では、どのクラスの役者までが、景品を用意するのだろうか。
「2番手、3番手位までは、商品券が多いですね。金額は、主役の50万円より低い30万円、20万円でしょうか。打ち上げには出演者が皆呼ばれますが、一言二言のセリフしかない脇の役者でも5万円ほどの商品を出します」(前出・芸能ジャーナリスト)
給料の低い若手スタッフが50万円の商品券を当てれば、4カ月くらいの収入になるそうだ。結局、ドラマの打ち上げは若手スタッフの慰労の意味合いが濃いのかもしれない。