3月23日に放送されたバラエティ番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)のゲストに俳優・大泉洋が所属する演劇ユニット「TEAM NACS」が出演。結成21年目を迎え、これまでの軌跡を振り返る中で、リーダー森崎博之の言葉に司会の中居が「それ、2年前に教えてもらってたら…」と悔しがる一幕があり、SMAPファンの間で波紋を呼んでいる。
「『TEAM NACS』は、北海道の大学の演劇研究会出身の5人組。2004年の東京進出以来、メンバーの1人・大泉が大ブレイク。連ドラや大河ドラマに出演し知名度を上げる中、他の4人は仕事を増やすことが出来ずに焦りや嫉妬から、5人の関係もギクシャク。2009年に大泉が初めて脚本・演出を手掛けた舞台『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』では、初稽古で“過去最悪の空気”に陥っていたと告白しています」(番組関係者)
メンバーの誰かが、あと一押ししていたら「劇団は解散に至っていた」と語るこの状況を救ったのが、何を隠そうリーダーの森崎だった。
「番組でリーダーの森崎は、その時『決意したことがある』と前置きした上で、『リーダーっていうのは、メンバーを愛で包んであげる存在じゃないのか』『もし僕も一緒に東京で俳優の仕事をしたら、同じようにメンバーを応援できない』『TEAM NACS5人の一番のファンであろう』という思いに至ったことを告白。これを聞いた中居は、SMAPのリーダーでもあった経験を重ね合わせたのか、『もうちょっと早く出会えてればな!それ、2年前に教えてもらってたら…』と悔しがる場面もありました」(女性誌記者)
これにはSMAPファンからも「これ絶対SMAPと重ねて観ちゃう」「中居くんのSMAP愛に泣ける」「NACSのみなさんありがとう。中居くんの言葉を聞かせてくれて」といった声がTwitter上にも躍った。
「中居のSMAPへの思いは、森崎のNACSに対する思いと同じ思いなのに、SMAPは解散へと追い込まれた。そんな思いが甦り、中々寝付けなかったというファンもいたようです」(前出・女性誌記者)
解散から1年以上が過ぎたとはいえ、SMAPファンの心の傷はまだまだ癒えないようだ。
(窪田史朗)