3月28日に放送されたバラエティ番組「ナカイの窓」(日本テレビ系)の“私たちそんなにブスですか?”企画に、オアシズの大久保佳代子、牧野ステテコら、ブス扱いされることに納得できない芸能人たちが出演。
その中で、木村多江似とも言われている牧野をより木村の顔に近づけるために、YouTubeの変身メイクで注目を集めている鈴木未夢が登場。石原さとみにそっくりのメイクに挑戦した動画は再生回数が400万回以上を記録するなど、若者から支持を集めるネットで話題の変身メイクの達人だ。実際、メイク後の牧野は木村により近付いた仕上がりとなり、共演者たちを大いに驚嘆させた。
ただ、変身メイクといえば、その先駆者として思い浮かぶのがざわちんだろう。元AKB48の板野友美のものまねメイクで注目を浴びたざわちんだが、同番組に登場して中居がその技術を絶賛したことで知名度が一気に広がったという背景もある。実力も鈴木と同等もしくはそれ以上のざわちんだが、今回、番組に起用されたのは鈴木だった。そのため、ネット上でも「もうざわちんじゃないんだ」「ざわちんの時代は終わったな」などといった声が上がっている。
「鈴木は現在21歳。ブログをホームにするざわちんとは違い、YouTubeをメインに活躍してきたメイクアップアーティストです。10代、20代の女性から注目されて始めているニュースターですから、マンネリ化してきたざわちんよりも番組が起用したくなる気持ちも分かります。
ざわちんの場合、メイクの技術はスゴくても、勘違い発言が多く無駄に炎上するなど、アンチを増やしてしまったことがテレビ出演の減少につながっている。さらに、メイクに専念すればいいものを、歌手デビュー願望があって『Zawachin』名義でアーティスト活動をスタートさせたりと、欲張り過ぎたところもイメージダウンになりましたね」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、旬な芸能人のものまねメイクは奇跡的に似ていることもあり、世間を注目させる機会は相変わらず多いざわちん。ライバルの出現を真摯に受け止め、メイク技術の向上により努めてほしいところだ。
(権田力也)