みなさんは普段、大勢の人の前で話をしなければならなくなったときに、ガチガチに緊張して「ヤバイ」と思ったことはありませんか? そんなとき、緊張を和らげるためにオススメの方法を2つ紹介します。
●目的を思い出す
話し方コンサルタントである阿隅和美さんの「心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方」(日本能率協会マネジメントセンター刊)によると、緊張したら、そもそもの「目的」を思い出すといいのだそうです。つまり、何のためにその話をするのかということ。目的が明確になると、意識が内から外へ、自分から相手へと向きやすくなり、自意識過剰な状態から脱することができるのだとか。すると、相手の興味関心を引く話し方ができるようになるそうですよ。
●聞き手が必要しているものは何かを自分に問いかける
人前で話すときのポイントは「聞き手の立場に立つこと」というのは、元NHKキャスターの野村絵理奈さん。「ビジネスは話し方が9割」(ポプラ社刊)によると、聞き手が必要としているのは何?と自分に問いかけると、話し手として求められている使命を思い出すことができるのだそう。これも目的と似ていますが、聞き手の要望に応えようとする意識が、緊張の緩和にも大事ということがわかりますね。
いかがでしたか? 仕事全般において、人前で話す機会があったときは、ぜひこれらの方法で緊張を和らげ、スピーチを成功させてくださいね。