ミュージシャンの玉置浩二と、元グラドルでタレントの青田典子が結婚したのは2010年7月。当初から長続きしないと言われることもあったが、もうすぐ8年の歳月が経とうとしている。
玉置は一般女性、女優の薬師丸ひろ子、ツアーバンドの一員でキーボード奏者の安藤さと子と、3度の離婚歴の持ち主。一方、青田は1歳年下の実業家と離婚歴がある。
「業界では玉置の性格は“気難しい”“自由奔放”と噂されるここともあり、2人の結婚生活は前途多難だと思われていました。玉置に振り回されることに青田が疲れ、三行半を突きつけるのは時間の問題だと見られていましたが、いい意味で期待を裏切ってくれましたね」(週刊誌の記者)
長続きの秘訣は、青田が巧みに玉置を手のひらで転がせていることにあった。2013年11月、都内で行われた映画のPRイベントに参加した青田は夫婦円満の秘訣を語った。当時、玉置は連ドラに出演していたが、ときには撮影に行きたくないと自宅のクローゼットに閉じこもることもあったそうだ。だが青田は叱ることなく、あえて無視。玉置から話しかけてくるのを待ったり、朝食を美味しそうに食べて相手の気を引いたりしていたという。また、玉置を指して「新しいものを生み出す芸術家のような人は奔放さも必要なのかな」と余裕すら見せていた。
手のひらで転がすだけでなく、親身に寄り添うことも青田は忘れていない。16年6月、腸の袋に炎症ができる大腸憩室炎で入院していた玉置が仕事に復帰。「玉置浩二 プレミアムシンフォニックコンサート」の東京公演で、体調を考慮して1カ月半ほど禁酒していたことを明かした玉置は「妻も一緒にやめてくれたんですよ」と、青田に感謝の意を表していた。
ときには寄り添い、ときには突き放す、見事な手綱捌きだ。
(石田英明)