読み書きの盲点!?子どもが「カタカナ」を覚えるべき理由とは?

「小学校に入学する前に、少しずつ漢字も覚えさせた方がいいでしょうか?」

 もうすぐ子どもが小学校にあがるお母さんからよくいただくご相談です。今は入学してからしばらく経った頃かと思いますが、次のステップを悩んでいるということは、ひらがなを自在に書けるようになったのだと思います。でも、「カタカナ」はどうでしょうか。実は、意外と取りこぼしやすく、可能ならば早いうちから覚えておきたいのが「カタカナ」なのです。

■小学校ではていねいに教えてもらえない!?

 小学校に入学すれば、ひらがなもカタカナも漢字も学びますから、必ずしも早期教育をする必要はありません。しかし、小学校に入学して半年もすれば、“読める・書ける”ができる前提で授業が進んでしまいます。ですから、ひらがな・カタカナだけをたっぷり練習する時間は、そう多くはないのです。

■ひらがな・カタカナは必須。カタカナはとくに注意

 ひらがな・カタカナが曖昧では、教科書の文章を読むことはもちろん、ノートに書き込んだり、自分の気持ちを文字で表現することに時間がかかり、書くことに対する苦手さを感じやすくなります。とくに「カタカナ」は要注意。ひらがなは日常のさまざまな場面で目にし、生活の中でも吸収しやすいですが、カタカナはよく使う外来語くらい。「ア」~「ン」までに漏れなく触れる機会があまりないので、苦手意識を持ちやすくなります。

■ゆっくりさんはひらがな・カタカナを

 ひらがな・カタカナが曖昧なうちに、無理をして漢字を勉強する必要はありません。まずは、今書ける文字をより立派に、「あれ、どうやってかくんだっけ?」とすぐには書けない文字を確実に書けるように、練習を積みましょう。自分の名前や家族の名前、大好きなキャラクターの名前など、書きたい言葉で練習させてあげると、子どもたちもやる気を持って取り組むことができますよ。

■漢字を練習してもOK

 ひらがな・カタカナを自在に書けるようになると、子どもたちは自信をつけて「漢字も書いてみたい!」と意欲的になれます。そのチャンスは見逃さず、ぜひ書きたい漢字から、書く経験を積ませてあげてください。気をつけるべきは「書き順」。自分なりの書き順が身につくと、後から矯正することは難しいので、書き順が載ってる絵本やワークを使うことをオススメします。

 文字をかなり書けるようになったと感じたら、カタカナをどのくらい覚えているか、「アイス」「クッキー」「ポケモン」などを書かせて確かめてみましょう。まずはカタカナまでをクリアすると、その後の成長を後押ししてくれますよ。

(Nao Kiyota)

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