一日中、パソコンやスマートフォンを使用していると、気づかぬうちに疲労が蓄積、夜には眼精疲労なんてことも。それと比例するように、集中力や思考力は落ちるといわれています。その害をいかに抑えるかが大切だというのは、元日本オリンピック委員会強化スタッフで管理栄養士の川端理香さん。目の疲労には、回復に効果的な栄養素「ルテイン」を多く含む野菜、ほうれん草、ブロッコリー、インゲン、ニンジンなどがいいそうです。そして、ルテインは油と一緒に摂取することで、劇的に吸収が高まるとか。
そこで、オススメされていたメニューが、「ほうれん草やインゲンのバター炒め」。また、「オイル入りドレッシングや、ナッツ&クルミなど脂質の多い食材と一緒に食べる」といいのだとか。目の疲れを感じたら、意識してルテインを摂るといいかもしれませんね。
ちなみに、眼科医の藤井澄さんによると、目の疲れといっても、原因は「目の酷使」と「目の乾燥」の2つに大きく分かれるのだそう。目薬をさす場合、どちらの原因によるかをよく見極めて、適したものを選ぶことが大切だそうですよ。
食事に目薬に、しっかりと目の疲労対策をして仕事に集中し、パフォーマンスを落とさないようにしたいですね。