ビートたけしに続けるだろうか?
とんねるずの木梨憲武が4月21日、ニッポン放送の「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」に出演し、壮大な今後の目標を明かした。
4月20日に公開された映画「いぬやしき」では、久しぶりの主演を任され、そのプロモーションを兼ねて、様々なテレビやラジオの番組にゲストとして登場している木梨だが、今後、挑戦してみたい事として「映画の監督」と回答。「やってみたいです。2時間のストーリーを自分たちで組み立てるって面白そうだし。助監督にはもれなく(妻で女優の)安田成美をつけますよ」と高らかに語った。
笑いの世界で成功を収めた芸人が銀幕の世界へと足を踏み入れるのは木梨が初めてではないが、その道がいかに険しいものであるかは多くの先人たちがこれまでに証明している。
「ビートたけしや松本人志、爆笑問題の太田光、そして最近では品川庄司の品川祐らも映画監督としていくつかの作品に携わってきましたが、興行面や作品としての評価を鑑みれば、真に成功していると言えるのはたけしくらいで、鬼門と言っていい険しい道。松本はデビュー作の『大日本人』こそ、話題性でそこそこのヒットとはなりましたが、その後の作品の評価は散々でしたからね。ネット上でも木梨に対して『簡単に考えすぎ』『映画界を舐めすぎだろ』といった厳しい声が寄せられています」(テレビ誌ライター)
かつての冠番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」の絵画企画を機に始めたというアートでは、才能を見せつけている木梨だが、映画ではどうだろうか?
アーティスト・木梨憲武の第2の人生に期待したい。
(木村慎吾)