公開中の映画「ラプラスの魔女」に主演している嵐の櫻井翔が、映画の告知のため関ジャニ∞の丸山隆平がMCを務めている「サタデープラス」(TBS系)に出演し、対談が行われた。2人はこれまでグループ同士や、櫻井が司会を務める番組に出演しての会話はあったが、2人きりでの対談は初となる。
先輩にあたる櫻井の登場を待っている間こそ丸山も緊張の面持ちだったが、いざ、対談が始まると映画の裏話から、ジャニーズ事務所についてまで話が及んだ。
SMAP解散に始まり、関ジャニ∞の渋谷すばる、TOKIOの山口達也のメンバー脱退と問題が立て続くジャニーズ。しかし、嵐はデビューから現在に至るまで、メンバーが欠けることなく活動している。そこで丸山は「グループが長続きする秘訣は?」と、質問をぶつけた。そして櫻井は「最近、強く思うのは当事者が“長く続けたい”と思わないと続かないということ。家族よりも長い時間を他人と過ごすわけだから…。それぞれ歩み寄ったりしないと難しいよね」と応える。そこで丸山が「(グループ内で)意見が分かれた時はどう解決するんですか?」と質問を続けると、櫻井は「コンサートグッズを決めるとかに関しては完全に多数決。遠慮する人が集まっているグループだから、話し合うと決まらない」と嵐の実情を語ってみせた。
丸山が「5人で食事なんて行くんですか?」と尋ねると、櫻井は「行くよ。なんなら、昨日も5人で食事に行ったよ。行かない理由がない」とキッパリ。そして、「北海道に行った時は、何を話すでもなく、5人でただただ無言でジンギスカンを食べた」と、まるで長年連れ添った老夫婦のような関係性を明かした。
以前、放送された「櫻井・有吉 THE夜会」(TBS系)でも、仕事終わりに5人で食事に行こうということになったが、突然で予約もしていなかったため、松本潤の家にみんなで行った、というエピソードを明かしていた櫻井。
「一度もケンカしたことがない」という嵐の5人。“喧嘩するほど仲がいい”ではなく、“ケンカにならない程よい距離感”が長続きの秘訣のようだ。
(琴葉)