励ましの声はなかったようだ。
セレブ妻キャラで、主に14年から16年にバラエティ番組出演が目立っていた大沢ケイミが、5月8日に自身のブログを更新。4月で所属事務所との契約を終了し、事実上の芸能界引退を発表している。
とはいえ、ブログの更新がおよそ半年ぶりで、最近は顕著な活動も見られなかったため、今回の突然の引退表明も世間でもあまり驚かれていないようだ。ただ、その中で注目を集めているのは自身の芸能活動について振り返ったこの文章だ。
「芸能界やめた今だから、言える話ですけど、テレビ出てる時ケイは 台本通りでやってるから わたしは今日どこで誰とバトルをします とも全て事前に打ち合わせまであるので、、いきなり変なこと言い出したり 失礼なこと言ってるわけじゃないです」
今までテレビで見せていた“炎上系キャラ”は番組からの指示で作られたものであったことを明かしているのだ。
今回のブログについても「芸能界をやめたから スッキリしたくて 本当のことをいいたいだけで このブログ更新しました」とテレビ界への不満をぶつけて、自身がスッキリしたいがための報告であることを告白。しかし、世間からは「素が面白くないからキャラ作ってたんでしょ」「キャラ作ったおかげでテレビに出れたのに」「最後の最後にキャラ作りをカミングアウトとかプロとしてあり得ない」などといった声が上がり、同情の声はあまり聞こえてこない。
「見た目がキレイなだけで何の個性もない素人が、テレビにバンバン出られるわけがない。タレントを目指すならそれぐらいの覚悟を持って活動することは当然でしょう。おバカキャラのタレントでも世間はキャラ作りをしているという前提で番組を見ているわけですから、それをカミングアウトしてしまうというのは視聴者からすれば失望するところ」(エンタメ誌ライター)
石田純一の娘で二世タレントとしてブレイクしたすみれも、おバカキャラを演じていたことを先月放送のバラエティ番組で明かしていたが、こちらも大沢同様に世間の同情は得られなかった。
やはり生半可な気持ちではタレントを目指すものではなさそうだ。
(権田力也)