小栗旬の物真似で人気の芸人・おばたのお兄さんが早くも禁じ手を繰り出したようだ。
5月11日放送の「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」(フジテレビ系)にて、3月末に結婚した同局の山崎夕貴アナと夫婦共演を果たしたもの。番組では二人で「まーきのっ!」のネタを決める場面もあり、仲睦まじさを感じさせたが、その姿にお笑い関係者は危機感を感じたという。
「女子アナと結婚したお笑い芸人は何人もいますが、こんなに堂々と夫婦共演を果たしたのはおそらく、おばたが初めてでしょう。ナインティナインの矢部浩之も元TBSの青木裕子アナと何回か共演していますが、売れっ子の矢部にとって夫婦共演は特別なことではなく、あくまで芸能人夫婦の家族紹介というノリ。それに対して未だに中堅芸人の域にも届いていないおばたの場合、ゴールデン番組で注目を浴びるための切り札であることは明らかで、これでは『妻の知名度に頼るダメ芸人』のレッテルを貼られかねません」(お笑い系のライター)
ただ芸人と女子アナのカップルではほかにも、テレビで馴れ初め話を披露するケースは少なくないようだが。
「他の芸人は女子アナ妻の話をすることはあっても、共演には至りません。たとえば元NHKの神田愛花アナと結婚したバナナマン日村勇紀や、フジテレビ現役女子アナの松村未央と結婚した陣内智則はいずれも、交際が発覚してからは共演を避けています。テレビ朝日の徳永有美アナと結婚したウッチャンナンチャンの内村光良は『内村プロデュース』で共演を続けていましたが、二人の交際が明るみに出る前に徳永は同番組を降板しています。そんな前例に比べると、おばたのお兄さんの夫婦共演がいかに異例なのかが分かるというものです」(前出・お笑い系ライター)
芸人と女子アナの夫婦にはほかにガダルカナル・タカと橋本志穂、キャイ~ン天野ひろゆきと荒井千里という例もあるが、いずれのカップルも夫のほうが世間的に有名という共通点がある。それに対しておばた・山崎夫婦では妻優位なのが明らか。この調子だとおばたは今後も、妻・山崎アナの知名度に乗っかり続けていくのかもしれない。
(金田麻有)