山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検(不起訴)されてから、初めてとなる「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)が5月13日に放送された。同番組は放送前から注目を集め、特に放送内容を説明する番組表の文言が「無責任すぎるのではないか」として話題になっている。
その番組情報はこのようなもの。
「それはまるで、突然の豪雨。行き場を無くし、立ち尽くしたまま、言葉さえ失ってしまったような気がした。それでも…男たちはまた、動き出す」
比喩的な表現になっているが、これが山口の事件を意味することは明らか。TOKIOの4人と番組の今の心境を率直に表しているように見える。
「なぜこれに批判の声が上がっているのか。それは山口達也の事件を“豪雨”、つまり自然災害とした点です。農業従事者や漁師さんなど自然を相手にする人は『自然には勝てない』『自然相手では何もできない』とよく言います。山口を豪雨と表現したことで、TOKIOと番組は今回の事件を『何もできなかった』『仕方がない』と考えているのではないかと批判されているんです」(週刊誌記者)
TOKIOの4人は、山口が酒浸りになっていることを知っていた。何らかの対策をしていれば、女子高生が被害に遭うことはなかったかもしれない。
「さらに言えば、この番組情報からは『僕たちは山口の被害者』というニュアンスを感じ取れます。このあたりにも違和感を覚える視聴者もいたのでしょう」(前出・週刊誌記者)
この日の放送は平均視聴率20.8%、瞬間最高視聴率は23.7%を記録した。この数字が今後、どのように推移していくのか。