多くの女優やモデルを抱えるオスカープロモーション内部で、異変が起こっていると5月17日発売の週刊文春が報じた。それによると、同社では、昨年から今年にかけて約40名もが退社。中でもデジタルコンテンツ事業本部の社員が次々と会社を退く事態に陥っているという。
また、所属女優にも激変が起きている。2012年に看板女優の1人である上戸彩がEXILEのHIROと結婚。17年には武井咲が同じくEXILEのTAKAHIROと結婚と妊娠を発表。そして今年4月には、剛力彩芽がZOZOTOWN運営会社社長・前澤友作氏との交際を認めたばかりだ。
事務所を代表する女優が次々と結婚、出産する中、同社トップ女優の米倉涼子に重圧が重くのしかかっているようだ。
「昨年放送の『ドクターX~外科医・大門未知子~』のシーズン5は、平均視聴率年間トップの20.73%。テレビ朝日としては今年も放送を望んでいましたが、このドラマは、どんな難手術も独自の手技によって成功させるスーパードクターが主人公です。ところが、そんな難手術の例はそうそうあるものではなく、少しずつズレが生じてきた。そんな状態がイヤで、米倉は継続を固辞したようです。そこでテレ朝は、弁護士役で企画を出し10月からの出演を取り付けたましたが、どんな弁護士を演じるのかが問題です。ドクターXのように“失敗しない”弁護士なのか、人情モノになるのか。42歳という米倉の年齢を考えると、設定も絞られてしまいます」(テレビ誌ライター)
芸能記者は「米倉としては、1年おきにドラマと舞台をやりたかったはず」という。
「米倉は、舞台『CHICAGO』をライフワークにしたかった。それも主役のロキシー・ハートだけでなく、ライバルのヴェルマ・ケリーも演じてみたいと夢を語っていました」
今やオスカーの屋台骨となった米倉。どうやら年に1本のドラマ出演は必定で舞台の仕事は当分お預けのようだ。