4月13日から「映画 クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~」が公開され、公開4週が経った今もランキング上位に食い込むヒットを続けている。クレヨンしんちゃんといえば、埼玉県春日部市出身。地域に貢献したということで、04年には特別住民登録されている。
その一方で、同市の“かすかべ親善大使”にお笑い芸人のビビる大木が就いていることはあまり知られていない。現在、日本テレビ系情報バラエティ「PON!」の月・火・木曜日MCを務めている大木。意外なことに、草なぎ剛と幼稚園、小・中学校が同じだったという。
「草なぎさんは、お母さんの出身地である愛媛県伊予市で産まれていますが、ほどなくして埼玉県に転居。SMAP結成後は忙しくなることを見越して、高校は東京の堀越高等学校に進みましたが、埼玉時代は大木さんと少年野球チームで一緒だったんです。学生時代は1度も同じクラスになったことがないにもかかわらず、互いの実家を行き来していたのは、野球のおかげといえるでしょう」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、親友と呼べるほどの間柄ではなかった。なぜなら、大木は体が大きく、部員を引っぱっていく親分肌。小柄でおとなしい草なぎとは正反対のタイプだったからだ。のちに草なぎはラジオで、「僕は気を使っていた。体も大きかったので、ちょっと怖いというか」と振り返っている。
そんな2人が再会したのは、ともに芸能界に入ったあと。草なぎがレギュラー出演していた「笑っていいとも!」(フジテレビ系)においてだ。
「“いいとも!”にネプチューンが出演したとき、『剛くん、知ってるよね?』と大木さんを連れてきたんです。ネプチューンは大木さんと同じワタナベエンターテインメント所属なので、草なぎさんと同級生であることを以前から聞かされていたとか。それで内緒で現場に連れてきたんです。草なぎさんはそのとき、『なんでいんの?』と大仰天。大木さんは学生時代と同じように“ナギー”と呼んで、再会を懐かしんだといいます」(前出・エンタメ誌ライター)
春日部市といえば、女優・宮沢りえと結婚したばかりのV6・森田剛の故郷でもある。実母はかつて市内でスナックを営み、ブログも開設。店は一時期、ファンの聖地として大賑わいだったという。国民的アニメと国民的アイドルグループの元メンバー、人気芸人、一流女優の夫まで輩出した、春日部市。もしかしてパワースポットなのかもしれない。
(北村ともこ)