6月4日に発売された「日経エンタテインメント!」で「好きな芸人 嫌いな芸人2018」が発表され、過去14回の調査で1位を独占していた大御所・明石家さんまがついに陥落。「一番好き」の新たな1位にサンドウィッチマンが輝き、話題を独占している。
「この交代劇は芸能界的にもビッグニュースですが、世論の声は、さんまを負かした相手がサンドウィッチマンということで、ほとんどの人が納得しているようです。それほどサンドは人気が高い。嫌味がなく、誰も傷つけずに面白いのだから、芸人としての理想系ですよね。また、出身地である東北復興に真剣に取り組んでいる姿勢も大きい。実力で1位を取ったという印象です」(エンタメ誌記者)
ネット上のお笑いファンも「売れてもネタをずっとやり続けることの大切さを教えてくれる」「本当に全部面白い」「出てくるだけでワクワクする」「サンドウィッチマンを嫌いな人を知らない」など、手放しのホメようだ。ところが、一部からは不安の声もあるという。
「1位になるということは、次回以降はキープするか下がるしかないわけです。サンドウィッチマンの良いところは他の大物芸人のように若手を率いてリーダー面するような感じがないところ。庶民的で、粋な“脇役”というイメージもよかった。ただ、1位になったことでハードルは上がり、粗探しする人たちも出てくる。ワイドショーなどでのコメントに難癖をつける“アンチサンド派”が現れるのではないかと懸念されているのです」(前出・エンタメ誌記者)
中には「サンドが今のままでいるために1位なんかにならなくてもよかった」というファンの声もあったが、はたして芸能界の重鎮を超えた影響が今後どんな形で出てくるのか。
とはいえ、伊達の「僕らがさんまさん抜いたらダメでしょ」というコメントを聞くかぎり、あの2人なら心配ないような気もするが。
(山田ここ)