絵本作家でお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が6月4日、都内で行われた仮想ライブ空間「SHOWROOM」の新番組「猫舌SHOWROOM」の発表会に米国・ニューヨークから中継で参加。美術館の建設のために3億円の借金をしたが、同番組で返済するという仰天企画を語った。
同日のブログで西野は、自身のベストセラーとなった絵本「えんとつ町のプペル」と同名の「えんとつ町のプペル美術館」を、地元の兵庫・川西市に建設することを報告。西野によれば、美術館とは名ばかりで、実際にえんとつ町を建設し、内部をローラーの滑り台で滑走できる、体験型のテーマパークのようなものだという。
しかし西野に貯金はなく、建設費用の3億円を借金。番組発表会のなかで西野は「SHOWROOM」を利用して返済する計画を語っていたが、ブログでは「このまま僕を見殺しにするのか?」などと綴り、自身の銀行口座を示してファンからの募金を切実に訴えた。
「西野が言うようなテーマパーク型の美術館を建設するとなると、果たして3億円で済むのかという疑問はあります。それ以上に不思議なのは、西野は本当に貯金がないのでしょうか。というのは、西野は昨年12月3日に放送された『EXD44』(テレビ朝日系)に出演したとき、MCのバカリズムに貯金額を聞かれ、最低でも1億円弱はあることを告白しています。その後、YOUに『もうちょっと、いっていますね』『2億(円)弱ですね』などと聞かれると、西野は口ごもりながら『貯金2億(円)です』と断言していました。その2億円はどこに消えたのでしょうか」(テレビ誌ライター)
貯金2億円を使ってもなお3億足りなかったのかもしれないが、寄付は貯金通帳を見せてもらってからのほうがいいかも。
(石田英明)