この12月でCDデビュー30周年を迎えた少年隊。ところが、同じく今月デビュー35周年を迎えた近藤真彦に比べると、その祝福ムードがまったくと言っていいほどメディアには出てこない。これはいったいどうしたことだろうか。
「実は少年隊と同じく、V6も9月にデビュー20周年という節目の年を迎えました。実はこの2グループはデビュー当時から『日陰の身』『不幸者』とファンの間では嘆かれ続けてきました。それはもちろん、マッチのデビューと5年、15年違いでデビューしているため、どこまで行ってもマッチより華々しく『デビュー○周年』を祝ってもらえることはないから。ジャニーズ事務所は一般企業よりもはるかに年功序列を重んじますから、マッチが事務所を辞めない限り、エンドレスでマッチがトップであり、キングなんです」(芸能事務所関係者)
それでもV6は今年20周年記念コンサートを行い、11月の国立代々木競技場第一体育館で開催されたツアーファイナルでは、嵐の5人がV6のデビュー当時と同様にバックダンサーを務めるという憎い演出もあった。
マッチのバックダンサーだったこともある少年隊。30周年記念イベントがないのなら、せめてマッチの後ろでキレのあるダンスパフォーマンスを見せてほしいものだ。