「ブラックペアン」に「おっさんずラブ」を見習え!の批判が飛ぶ理由

 6月2日に最終回を迎えた人気深夜ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)。最終話視聴率5.7%という自己最高値を記録して有終の美を飾った。

 同ドラマはテレビ朝日の亀山慶二専務が「深夜枠であることや録画視聴を考慮しても視聴率は8%に及ばず、いい成績とは言えない」とコメントしていたが、ネット上では「ブラックペアン」(TBS系)と比較した上で「TBS『ブラックペアン』はテレ朝『おっさんずラブ』を見習え!」などと言われているのだとか。

「そのワケは、TBSはかつて“ドラマのTBS”と呼ばれ、良質なドラマを量産すると称えられていましたが、13年7月期放送の『半沢直樹』で大反響を得て、最終話視聴率42.2%を記録したあたりから『守りに入っているのではないか』と指摘されているようです。というのも『半沢直樹』で成功した“役者以外の人物をキャスティングすること”や、日本独自の“モノづくり”を前面に打ち出すことばかりに腐心しているのか、肝心なドラマの内容が薄くなっているという声が聞こえているんです。確かに加藤綾子アナや福澤朗アナのキャスティングや、日本製手術ロボット・カエサルの登場などはネットニュースにこそなりますが、二宮和也演じる渡海征司郎やそれに対抗する小泉孝太郎演じる高階権太などの人物像や心理描写、ドラマのストーリーについては、ほとんど話題になっていないように思います。象徴的なのは『次回はどうなるのだろうか』というワクワク感がネット上で語られていないことでしょう。『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)はドラマ放送中から『次の展開はどうなる?』『CMが長く感じられる』といった声が続出し、ドラマ終了後には『次回が気になって予告を鬼リピート』など、視聴者は黙っていられないほどドラマの世界に引きずり込まれていましたからね」(テレビ誌ライター)

 くしくも「おっさんずラブ」のプロデューサーである貴島彩理氏は、佐野史郎演じる“冬彦さん”が社会現象にもなった92年7月期放送のドラマ「ずっとあなたが好きだった」(TBS系)で名プロデューサーとして知られるようになった貴島誠一郎氏の娘とのこと。誠一郎氏は現在、TBSテレビ執行役員制作局付・ドラマ担当プロデューサー。自宅で局の垣根を越えたドラマ談義でもしているのだろうか。

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