日曜ドラマ「ブラックペアン」(TBS系)に主演している嵐の二宮和也。6月3日放送の平均視聴率も13.0%と好調。ラストに向けて二宮演じる孤高の天才外科医・渡海征司郎と内野聖陽演じる外科教授・佐伯清剛のバトルが注目を集めている。そんな中、6月3日の夜10時から始まるラジオ番組「bay storm」(bay fm)で、パーソナリティーを務める二宮がドラマの今後の展開について触れ、話題を呼んでいる。
「二宮は放送の中で唐突に“ネタバレ”発言。生放送ではなく収録だったため、かなり長い間“ピー音”が流れ、ネタバレせずにすみました。さらに、二宮は最終回にも触れ、自身は『原作とは違うラストがいい』と主張。自分自身のアイディアを、スタッフにぶつけていきたいと話していました。一体どういった結末になるのか、今から楽しみですね」(放送作家)
6月17日で35歳を迎える二宮。俳優として2015年に公開された映画「母と暮せば」では日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を獲得するなど、既に確固たる地位を築いている。
「今年4月、TBSの入社式にサプライズ・ゲストで登場した際、『今までの人生で一番感動した出会い』について質問されると二宮は『クリント・イーストウッドとの出会い』を挙げ、二宮自身も映画監督になる夢をほのめかしていました」(女性誌記者)
さらに、一部のスポーツ紙の取材に対しても、「プロデューサーや監督をやって、表現というもののレンジをちょっと広げてみたい」とコメント。俳優だけでなく、制作サイドにも興味があると胸の内を語っている。
「嵐はデビューして来年で20周年。思えば、あのSMAPも25周年はベスト盤の発売を最後に解散しています。そういった教訓もあって、今後はメンバー各自が自分の才能や個性・趣味を活かしたソロ活動に力を入れていくのではないでしょうか」(前出・女性誌記者)
二宮の今後について、もっと踏み込んだ意見を口にする者もいる。
「いずれは俳優だけでなく、プロデュースやディレクションなども手掛けていく夢を持っているようです。8月に事務所の先輩・木村拓哉と映画『検察側の罪人』で初共演しますが、これも、将来的に後輩を主役に据えて…という試金石として考えているのかも知れません」(前出・放送作家)
夢は、大きく俳優と監督の二刀流。“和製クリント・イーストウッド”こそ、二宮の最終目標なのかもしれない。
(窪田史朗)