お笑いコンビのナインティナイン岡村隆史と、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが、NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキによる未成年女性との飲酒騒動についてそれぞれ言及している。
小山と加藤を含む一部出席者は当該女性が「20歳」であると事前に知らされており、当日も参加者の中に未成年者が含まれているとは認識していなかった点など、いくつか情状酌量の余地はあるものの、岡村は6月8日放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」の中で、「(未成年であることを)知らんかったとしても、ああいう飲み方はやっぱりちょっとよろしいものではない」と見解を述べた。飲み会参加者によって録音・暴露された音声に“乱痴気騒ぎ”とも思われる様子が記録されていたことについて触れたものの、そもそも飲み会の様子が録音されていたことの特異性についても「なんで、それまた音声なんて録ってたんかなぁと思ってしまう」「もう(芸能人は)黙って飲むしかないよね。ぼくみたいに声小さくとか」「今や何でも録音されてしまう時代ですか」などと付け加えた。
また、今回の騒動についてモノ申したのはきゃりーぱみゅぱみゅも同様だ。
「6月7日に自身のツイッターを更新したきゃりーは、『そもそもなんで未成年が飲みの席にいるのかねえって話でもあるよなぁ。私は飲んでる席に未成年がいて、お酒を飲んでなかったとしてもすぐ帰るようにしてる。こわい』とし、飲み会時に細心の注意を払わなければならない現状に不満。ネット上でも岡村ときゃりーの指摘に共鳴する声は多く、『最近未成年がタレントを地獄に落としすぎだろ』『芸能人はいちいち参加者全員の年齢を疑い、録音されてないかのチェックもしなきゃならんの面倒だな』『そもそも未成年がその場にいるという店側の責任はゼロなの?』『何かあると全て責任をなすりつけられる芸能人が哀れ』との反応が続出しています。もちろん、他人に飲酒を強要するなどの行為があったとすれば、それは未成年か否かに関わらずご法度な振る舞いですが、今後はそれだけでなく隠された撮影や録音にも気を配らなければならないようですね」(テレビ誌ライター)
些細な過ちでこれまでのキャリアが白紙になってしまいかねない昨今の芸能界。きゃりーの指摘するように、グレーの場合には“即座に立ち去る”ことで自らの立場を守らなければならないのかもしれない。
(木村慎吾)