夏が来れば、いよいよスイカのシーズンですよね。そこで提案。今年はスイカを種や皮まで“丸ごと”満喫してみてはいかがでしょうか?
「種まで」と聞いて、疑問に思うかもしれませんが、実は、中国ではスイカの種を普通に食べる習慣があり、漢方にも使われるそう。とはいえ、そのまま食べるのではなく、塩で炒って外側の硬い種皮をむいたら、中身だけを食べるのだとか。歯で噛んで、殻を砕いて食べるのが一般的なようですよ。
また、暮らしの達人研究班の「捨てる前のひと工夫 例えば紅茶のティーバッグが、ぞうきんに早変わり!」(河出書房新社刊)によると、スイカの皮の白い部分をぬか漬けにすると美味しくいただけるそうです。
ちなみに、スイカはシトルリンというアミノ酸の一種により、利尿効果が得られることで知られています。他にも、血管拡張作用があるため、血流を促進し、冷えや手足のむくみが改善されるといわれています。今年の夏は、スイカを栄養視点で捉え直してみるのもいいかもしれません。そして、スイカの種と白い皮の部分も、一度ぜひ試してみてくださいね。